2台のマシンで試してみた結論を先に申し上げると、、、
Pentium M 1.40GHz、RAM:1GB、HD:40GBのThinkPad X31では、ストレス無く使えます。十分実用に耐えます。
しかし、低速の古いマシンであるIBM ThinkPad i 1620では、実用には耐えませんでした。
このマシンの構成は、CPU:Pentium III 600MHz、RAM:384MB、HD:20GB。
今まで、ネイティブにUbuntu7.04で動かしていた時は、ストレスなく使えていたのですが、 wubi上では、全く使いものになりません。
また、以前、WindowsXP上でVirtualBoxを稼働させ、その仮想マシン上でUbuntuを動かしたてみた時よりも全然遅いです。
本来ならばベンチマークテスト結果を示したい所ですが、そこまでは出来ませんでした。
しかし、遅いマシンでこそ違いが解かるというもの。
このwubiによる方式は、VirtualBoxよりも遅いという印象です。
まだベータ版ということで、今後に期待といった所でしょうか?
以下にインストール方法を記しておきます。
(1)下準備
1、デフラグが大事
Linuxの世界ではデフラグなんて心配することはないのですが、Windowsの場合、データの断片化が起こりパフォーマンスが低下しちゃいますよね?
これがフラグメンテーションと言われるもの。
wubiでUbuntuを稼働させた際に、断片化しているとパフォーマンスが低下してしまうと共に、ひどい場合には、インストール時にエラーとなってしまうようです。
まずは、Windows側で、ディスクアイコンを右クリック。「プロパティ(R)」を開き、「ツール」タブで「最適化する(D)」を選んで、デフラグをしておきましょう。
wubiを用いてWindowsのディスクの中に、Ubuntuの仮想ディスクを作っていきます。
その際に必要な領域は、最低4GB。
8GB以上あると快適との事です。
2、wubiホームページからアプリをダウンロードしましょ。
http://wubi-installer.org/support.php
サイズは9.8MB。「wubi_setup」というフォルダを作り、その中に入れておきました。
3、Alternate install CDイメージ(isoファイル)の用意。
予め用意しておくと楽です。私の場合、すでにHDに落としてあるので、それを使いました。
ファイル容量は約700MBありますので、下記から、BitTorrentであらかじめ落としておくと速いでしょう。
http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu-releases/7.04/
イメージファイルも「wubi_setup」というフォルダの中に入れておきます。
同じディレクトリに置いておくことで、インストールプログラムWubi-7.04.04.exeがisoファイルを認識します。
また、これらをセットでバックアップしておけば、他のマシンでも流用できるかなと。
ライセンスについて気にしなくていいUbuntuはイイですよねぇ!
しかし、CD-ROMにはギリギリ収まらないんだな、これが(^^;
ちなみに、このステップは省略しても構いませんが、省略した場合、後でWubi-7.04.04.exeによる自動ダウンロードとなり時間がかなりかかります。
(2)インストール
ここで初めてWubi-7.04.04.exeを立ち上げます。

日本語がデフォルトで選ばれていますね。
メニューも日本語です。
派生ディストリビューションも選べるようになっています。
ID&パスワードはUbuntuのログイン時のものとなります。忘れないように気をつけましょ。
私は正統のUbuntuを。他の派生ディストリビューションの場合、追加モジュールとかを自動的にダウンロード&セットアップするようです。
まずは、インストールの第1段階が終わりです。
指示通りに再起動をすると、黒い背景に
WindowsXP
Ubuntu
と、どちらで起動するかを選択できるようになります。(ブートセレクターというやつですね)

これ以降が第二段階としての、Ubntuの本格的なインストールのはじまりです。
Alt版でのインストールを全自動的に行う形です。よって地味なキャラクターベースのインストール画面です。
途中、文字化け風になりますが気にせず、待ちます。30分くらいかかりました。
もう一度再起動。
再度Ubuntuをリストから選択し、起動すれば、今度こそUbuntuの画面が現れます。
ID & Passwordを入力してログイン。但しメニューは英語・・・
(3)日本語化・・・決して難しくはありません
ここまでだと、一部のメニューだけが日本語で、ほとんどが英語。
フォントもきれいではありません。
また、日本語の入力もできません。
日本語化しましょう。
やりかたは下記と全く同じですのでご参照ください。
Ubuntu 7.04 「ubuntu-desktop-ja」
http://ubuntu.livedoor.biz/archives/53823603.html
オリジナル版にJapanese Teamのパッケージを追加する
http://ubuntu.livedoor.biz/archives/53870909.html
(3)アンインストールは超簡単

アンインストールは、Windowsアプリのやり方と同じ。アッケなく簡単にできてしまいます。
コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」から「削除」指定するだけ。
その際に、便利な事に、設定ファイルなど、ちゃんとバックアップも取ってくれます!
以上、低速マシンでは残念な結果となりましたが、とっても簡単で安全なデュアルブートの方法。
最近の高速なマシンでは十分に実用に耐えうるかも知れません。
ThinkPad X31では、当面この環境で使ってみるつもりです。
残念ながら、この方式では実用に耐えなかったThinkPad i 1620については、今まで私が封印し続けてきた正式なデュアル・ブートにしてみたいと思います。
*以下は、参考にさせていただいたページです。
wubiでWinとUbuntuをお手軽デュアルブート
http://sarabande.info/2007/07/16/wubi/
簡単で極めて安全なデュアル・ブートの方法
http://forum.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?pid=3925
Ubuntu Feisty on Wubi on WinXP Pro
http://www.ridinglinux.org/2007/05/21/ubuntu-feisty-on-wubi-on-winxp-pro/
WubiGuide
https://wiki.ubuntu.com/WubiGuide
以下に一部転記させて貰いました。http://www.style-21.jp/board/form9.cgi?action=res&resno=2744&id=ekousaku&rno=2759#2759